コーユーレンティアの
「これまで」と「これから」
働く人のそばで、支え続ける価値
まだ“レンタル”という
言葉がなかった時代に
「レンタル」という言葉が、まだ一般化する前の昭和半ば。
私たちは、働く場所に必要なものをもっと無駄なく、
もっと使いやすく届ける方法はないかと考えていました。
必要なものを、必要なときに、必要な分を用意し、
役割を終えたものを、また次の場所へ活かしていく。
その発想は、やがて“レンタル”という仕組みへと形を変え、
私たちの事業の原点となっていきました。
時代とともに、その考え方は建設現場からオフィスへ、
そしてさまざまな働く場へと広がっていきます。
私たちが向き合ってきたのは、モノそのものだけではありません。
その場所で働く人が、より快適に、より安心して働ける環境です。
必要なものを、必要なときに、必要な人のもとへ。
その想いは、今も変わらず受け継がれています。
建設現場から
生まれた"レンタル"
戦後の復興とともに都市開発が進む中、私たちは建設現場に足を運び続けました。
そこで目にしたのは、現場で使われるオフィス家具や備品の管理に関する課題でした。
当時、机や椅子、書庫、事務機器などは、建設会社の資材センターに保管され、必要に応じて次の現場へ運ばれていました。しかし、使い終えた家具は積み上がり、汚れや傷みが残ったまま、十分に整備されずに使われることもありました。
それは、単なるモノの問題ではありません。汚れた机や傷んだ椅子が並ぶ空間は、そこで働く人の気持ちや、現場の働きやすさにも影響します。
必要なものを、必要なときに、必要な分を届けるだけでなく、清掃し、整備し、きれいに設置する。次の現場でも、気持ちよく使える状態にして提供する。
この考え方から生まれたのが、私たちの“レンタル”の原点でした。それは単なるモノ貸しではなく、現場の負担を減らし、働く環境を整えるための仕組みでした。
私たちはこの考え方を起点に、建設現場の課題に向き合い続けてきました。
高度経済成長を、
影から支えた
高度経済成長期、日本では数多くの大型プロジェクトが進行しました。都市の再開発やインフラ整備、超高層ビルの建設など、社会の変化は加速度的に広がっていきます。
その一方で、建設現場は急増し、現場を支える体制や環境づくりの重要性も高まっていきました。
私たちは、現場事務所の設営から備品の提供、運用までを担い、現場が円滑に機能する環境を整えていきました。
作業が止まらないこと。
現場が滞りなく進むこと。
働く人が、日々の業務に集中できること。
その当たり前を支えることこそが、私たちの役割でした。
完成した建物のように、表舞台に立つ存在ではありません。しかし、その裏側には必ず、現場を動かし続けるための環境があります。
私たちの仕事は、まさにその環境を支えることでした。
全国へと広がるプロジェクトの中で、レンタルは目立たないけれど欠かすことのできない、“縁の下の力持ち”としての価値を発揮していきました。
レンタルを、
社会の当たり前へ
建設現場で生まれたレンタルの仕組みは、やがてさまざまな分野へと広がっていきました。
マンション販売センター、イベント、一般オフィスなど、社会のあらゆる場所に、「一時的に必要な環境」は存在していました。
私たちは、そうした新たなニーズに目を向け、建設現場で培ってきたノウハウを活かしながら、レンタルの可能性を広げていきました。
必要な期間だけ使えること。
必要な場所に、必要な数を届けられること。
設置から回収まで任せられること。
その利便性は、少しずつ社会に受け入れられ、レンタルは限られた現場だけのものではなく、さまざまな場面で選ばれる手段へと変わっていきます。
その広がりの中で、役割を終えたものを整備し、再び活かすリユースや、資源を有効に使うリサイクルの考え方も自然と根づいていきました。
モノを所有するだけでなく、必要に応じて使い、次へとつないでいく。
レンタルは、運用の効率化や資源の有効活用に貢献しながら、社会を支える仕組みのひとつとして、少しずつ市民権を得ていったのです。
気づけば、
時代の先を歩んでいた
私たちのレンタルという仕組みは、もともと現場の手間を減らし、働く環境をよりよくするために生まれたサービスでした。
必要なものを、必要なときに、必要な分を届けること。搬入・設置から回収、整備までを担うこと。そして、次の現場でも気持ちよく使える状態にして提供すること。
その積み重ねは、現場の負担を軽減するだけでなく、結果として、モノを長く活かし、資源を大切に使うことにもつながっていきました。
やがて時代は、環境やサステナビリティを重視する方向へと進んでいきます。
その中で私たちは、カーボンオフセット付きサービスをいち早く導入し、環境負荷の可視化と削減に取り組んできました。
振り返れば、レンタルやリユースを積み重ねてきた事業そのものが、持続可能な社会の考え方と重なっていました。
特別な転換があったわけではありません。現場に寄り添い、働く環境を整え続けてきたことが、自然と資源を大切にする取り組みへとつながっていったのです。
私たちは、気づけば時代の少し先を歩んでいました。
社会課題に、
価値で応える
社会は今、大きな転換期にあります。働き方の変化、環境課題、資源やコストへの意識の高まり。企業には、次世代を見据えた価値創造が求められています。
私たちはレンタルの仕組みを基盤に、空間づくりや資産の最適化、環境配慮までを一体で提案する企業へと進化しています。それは、目立つ存在として前に出ることではありません。お客様の事業が滞りなく進み、そこで働く人が安心して力を発揮できるように、見えないところから支え続けることです。
私たちは創業以来、近江商人の「三方よし」の精神を大切にしてきました。売り手によし、買い手によし、世間によし。そして今、その考え方に「未来よし」を加えた「四方よし」を新たな理念として掲げています。
目の前のお客様に価値を届けることはもちろん、その取り組みが社会にとっても価値あるものとなり、次の世代へとつながっていくこと。それこそが、これからの私たちが目指す姿です。
時代が変わっても変わらない、お客様のニーズに応え続けるという原点。その原点を軸に、人、企業、社会、未来にとって価値ある存在であり続けます。
これまでの感謝を、
これからの力に。
私たちの歩みは、ともに現場をつくり、
支えてくださったお客様との信頼の積み重ねによって築かれてきました。
まだレンタルが一般的ではなかった時代から、
私たちの提案に耳を傾け、挑戦の機会をくださったこと。
変化する時代の中で、新しい取り組みに共感し、
ともに価値を育ててくださったこと。
そのすべてに、心より感謝申し上げます。
私たちの仕事は、決して表舞台に立つものではありません。
けれど、現場が動き続けること。
働く人が安心して力を発揮できること。
お客様の事業が、滞りなく前へ進んでいくこと。
その一つひとつを、見えないところから支える存在でありたいと考えています。
これからも私たちは、
お客様の声に耳を傾け、現場に寄り添いながら、
一つひとつの期待に誠実に応えてまいります。
これまでいただいた信頼を胸に、
これからも皆さまの挑戦を、そばで支え続けてまいります。
代表取締役社長