パーティション選びのポイントは目線の高さ。パネル高が高いほどプライバシーが確保でき、低くなるほどコミュニケーションが取りやすくなります。業務内容に合わせて高低のバランスを図ることが大切です。
視線とパネル高の関係性
視覚的プライバシーの確保は、周囲の人たちとのコミュニケーションと、仕事の特性を考慮する必要があります。


デスクエリア(高さ1035~1335mm)
デスク周りなど個人スペースを確保するには、座ったときの目線と同じくらいのパネル高を採用します。


高さ1035mm
座ったまま、書類などの受け渡しが可能な高さで、手元は見えにくい状態です。

高さ1335mm
座った状態で、プライベートスペースが確保できる高さです。
ミーティング・接客エリア(高さ1335~1530mm)
気軽なミーティング・接客スペースづくりなら、座ったときには目線が隠れ、立てば外側の様子もわかるパネル高を採用します。


高さ1335~1434mm
座っている人の頭が見える高さです。

高さ1434~1530mm
立つと周囲が見渡せ、座ると周囲の動きや話し声が気にならない高さです。
ミーティング・接客エリア(高さ1800~2100mm)
空間をしっかり仕切り、プライバシー確保を重視するならこのパネル高を採用します。高さによって機密性の精度が変わります。


高さ1800mm
視界を遮断する高さで、話し声は聞こえやすいです。

高さ2100mm
完全に視界を遮断する高さで、ロッカールームも使用可能です。
参考:JOIFA「オフィス環境スタンダード 第四版」